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さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し
「っ………」
突然目に飛び込んだ浩平のパンツ。
それまで何とも思っていなかった愛花は急に顔を真っ赤にさせて顔を両手で覆う。
なっ…何してんだろっ……
もう浩平が出てきてしまう。
その事に焦ってあわあわとしていると、案の定浴室の扉のノブが下がって、愛花はえっ…と小さく声を上げた。
「─────っ…」
ふぅ…と息をついて浴室から現れた浩平。
もちろん身に纏うものは一切ない。
「……!!!!!!!!」
そして、顔を上げた浩平は、アワアワとしながら腰を抜かしている愛花の姿を見て慌てて浴室に戻ると勢い良く扉を閉めた。
「えっえ…ええええっ!!」
「ごっごっごめんっ……!!」
「なんっ…えっ…なんでそんなとこいんだよっ…!!」
噛みまくりの二人は、浴室の扉一枚越しに会話をする。
そして、互いの心臓は口から出そうなほど跳ね上がっていた。