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さらに近くてもっと甘い
第10章 一番近くに
「分かったからっ……」
「っ…はぁ…はぁっ…」
「これ以上煽んなっ…」
乱暴にそう言って浩平は愛花を抱きしめると、ベッドの脇に手を伸ばした。
愛花から体を離して、そして深く息を吐く。
ぺり…と、その封を切った音を聞きながら、愛花は躊躇いがちに浩平の方を見た。
「─────っ……」
大きくそそり立った浩平のそれが目に飛び込んで、そして慌てて目をそらす。
…私で興奮してくれてたってことだよね…っ
嬉しいけどっ……あんなに大きいの…本当に入るんだろうか……
ぐるぐるとそんなことが頭の中に渦巻いて、焦りながら愛花は両手で自分の顔を覆う。
そうしてる間に、くちっ…と音を立ててそこに浩平のそそり立つものがあてがわれて、あっ……と声を漏らした。
「あいか…っ……」
余裕もなく、浩平は愛花の名前を呼ぶ。
期待からか、いつになく固く大きくなったそれを掴んで、愛花のそこに擦り付けると、チュっと音を立てて触れるだけのキスを落とした。
「こ…うへいくんっ…」
「ずっと……カッコつけてたけどっ…俺ホント全然余裕ねぇからっ……」
「あっ…はぁっ…」
「挿れるよ……っ」
「んっ……」