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さらに近くてもっと甘い
第2章 激甘な彼氏様
もじもじとしている愛花の事を眺めながら、浩平は息を整える。
久々の愛らしい彼女。
身に纏っているいつもとは違った、ふんわりとしたワンピースが胸を締め付ける──
かっ、かわいすぎないか!?!?
カァッと顔が熱くなって、浩平は綻ぶ口元を手で抑えた。
「こ、これなんだけど…っ」
スカートの裾をちょこんと摘んだその仕草さえ、愛おしてくて胸が高鳴る。
「おぅ…」
「やっぱ……ちょっと、やり過ぎだよねっ……。なんていうかこういうのは真希様みたいな────」
「似合ってる……っ」
「えっ……」
近付いてきた浩平に、愛花はトクンと心臓を揺らす。
急いできてくれたからか
髪の毛から汗が伝ってポタリと落ちた。