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さらに近くてもっと甘い
第3章 喧嘩するほど?
─────────…
白い肌に触れながら、光瑠は恥ずかしがっている真希に顔を近付けた。
蒸気した頬。
小さな唇。
艶めく黒い髪と、大きなその瞳。
全てが愛おしくて、今もなお胸がかき乱されてしまう。
「いつでも、どんな時でも
俺はお前を見ていたい──…」
「っ…………」
ギュッと目を瞑り、さらに顔を赤くする真希を見て、光瑠は微笑む。
まだ想いの100万分の1しか伝えられてない──
なのに、こんなにも照れてしまう真希が愛おしくて、仕方がない。