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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]



 さぁて、次はどの子にしょうかなぁ…。

 梅雨の晴れ間が見える。

 俺は、PCを開いて、次なる獲物を物色していた。

 
 どの少女を見ても、あの双子以上の女の子はいないような気がして、半ば諦めムードでマウスを叩く。

 そのうち、気が萎えてしまい、気分転換にエロサイトを覗くことにした。

 転々とサイトの波乗りをしている内にヒットしたのが素人の投稿サイト。

 そこに見たのは、驚くものだった。

 投稿者『J.boy』

 俄に何かが匂う。
 けど、『J.boy』て…。古っ…。

 タイトル『ロリっ子ツインズのパイパンまんこ!「ワタシたちのバージン、あ、げ、るっ!」』

 ベタなタイトルに吹き出しそうになったが、そこには、美しいピンク色をした無毛の女性器が、無修正のまま様々なアングルで撮られた数枚の写真が。顔にはモザイクが施されているが、どこか見覚えのあるシルエット。

 陰唇には、小さな黒子。
 一人は右に、もう一人は左に…。

「そうか、なるほど。野島ジャパンテクノロジーの御曹司…。こんな素晴らしいご趣味がおありだったんすか…」

 『J.boy』の純情な趣味が、何故か微笑ましかった。

 その時の俺は恐らく、勝ち誇った笑みを口許に浮かべていたに違いない。


 






 ピンポーン… ピンポーン…

「植松さん?いらっしゃいますか?警察です。北署の者です。少しお話をお伺いしたいのですが、ご協力願えますか?植松さん?植松 翔太さん?…」

「…………」

 ピンポーン…ピンポーン!!

「…………」


「植松さん!開けてください!いるのは分かってるんですよっ!」


「…………」


「チッ!よし!やれっ!」

「はいっ!おいっ突き破るぞっ!」
「オーーー!!!!」


 ドンッ!ドンッ!ドンッ!!

 ガッシャーーーーン!!!!



「オラァ!!!植松ぅぅーーーっ!観念して出てこーいっ!!!」








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