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放課後の狩猟者
第2章 # 小夏 [高2]
 俺は身体を起こし、小夏の顔の両横に手をつくと、小夏の目の前で長い舌を伸ばして見せた。

 小夏は恐怖に震えながら、卑猥な舌の蠢きを凝視している。
 
 俺は、小夏の怯えきった瞳から一瞬たりとも目を逸らさず、瞬きもせず、舌を伸ばしたままゆっくりと乳房へと移動する。

 小夏の怯えた視線は、舌先の行方を追い、下へ下へと降りてきた。

 小夏の不安を嬉しげに弄ぶ舌先は、乳首に触れる寸前で制止した。

 小夏の目には、バイ菌が映っていたのだろう。

 そう言う目をして、俺を見下ろしていた。

 俺はわざと、乳首の真上で舌先を蛇のように小刻みに震わせ、ニヤニヤとほくそ笑みながら小夏を煽ってやった。

 レロッ…

「ンンッーー!」

 舌先が、ついに乳首を掠めた瞬間、大きく仰け反って、悲鳴を上げた。

「おぉ、敏感なええ身体や。いっぱい感じて、小夏のエッチなお顔見せて?ほら、もっといっぱい舐めたる…」

レロッレロッ…チュパッ……ジュルッジュルルッ…チューーッ!

 わざと、いやらしく音をたてて舐めまわし、思いっきり吸い上げてやった。

「ングッ!ーングンッッ!!キィーーーッ!!」

 どこにそんな力が残っていたのか、小夏は狂ったように頭を振り、終いには声が掠れて、自転車のブレーキかと思うような悲鳴が飛び出した。

「んぁー、めっちゃ美味しいお乳や。匂いと言い、味と言い…。何より、この滑らかな肌やコリコリした乳首の舌触りが最高や。
 小夏は?どや?舐められて気持ちええか?」

「ングッンッーー!ンッーー!」

「そうか、そないに良かったんか。嬉しそうに鳴いてからに。よしよし。ご褒美にもっとエエもんあげよな?…ちょっと待っとき?」

 
 スポーツバッグから、ローターを取り出す。

「これ、何か分かるか?」

 小夏の目の前で、ブラブラと揺らして見せた。

 朦朧としながらも、じっと見ている。

 急にハッとして、顔を横に背けた。


「なんや…知ってんのか。…フフッ」
 
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