この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
「君らの事は、少し前から調査してた」

「…え?…もしかして、ストーカー?」

「やだぁ、キモ~いっ!」

「人聞きの悪いこと言うなや。そんなんちゃう。君ら、あちこちで万引きしてるやろ?」

「…そ、そんな事…してません。今日、初めてで…。その、ちょっとした出来心って言うか…その…」

「…そ、そうそう。ね?亜湖?」

 俯き加減で、チラチラと上目使いに俺を見ながらの言い訳も、しどろもどろだ。

「そうかなぁ。嘘ついてもあかん。お巡りさん、何でも知ってんで?」

 スマホの動画を指でスクロールしながら、ほくそ笑む俺に、明らかに動揺している。

「昨日は、ドラッグストアで、コスメ用品数点。その前はコンビニで。そして…その前は…」

「も、もういいです!やめてくださいっ!」

 亜湖が強い口調で、俺の言葉を制した。
 梨湖は、ただ亜湖にしがみついて震えるばかり。

「…ストレス発散か?…高校生なら、こんな悪させんでも、他に方法はなんぼでもあるやろ?例えば彼氏とエッチするとか…」

「…は?何それ。セクハラだよね、それ」

「ははっ。そうか、セクハラか。すまん、すまん。けどな?お巡りさんは、君らが心配やねん。こんなしょうもない万引きなんかして、警察に捕まったら、君らの人生終わりや。人生に一度しかない青春時代を無駄にしたら勿体無いし。お巡りさんはな?君らを守りたいだけやねん」

 二人は、顔を見合わせてニヤリと笑った。

「お巡りさん、なんか熱血先生みたい。ウケるぅ~!アハハッ!」

「ほんとだっ!アハハッ!」

 いたずらに笑う頬に、ペコッと窪むえくぼが、彼女らの幼さを際立たせた。

「ハハッ!そやろ?熱血先生や。そこで君らが、彼氏と楽しく青春時代を謳歌できるように、このお巡りさんが"性活指導"したるからな?」

「セイカツ…指導…?」「セイカツ…指導…?」


 今度は、言葉がシンクロした。
/146ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ