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放課後の狩猟者
第3章 # 亜湖&梨湖 [高1]
「君らの事は、少し前から調査してた」
「…え?…もしかして、ストーカー?」
「やだぁ、キモ~いっ!」
「人聞きの悪いこと言うなや。そんなんちゃう。君ら、あちこちで万引きしてるやろ?」
「…そ、そんな事…してません。今日、初めてで…。その、ちょっとした出来心って言うか…その…」
「…そ、そうそう。ね?亜湖?」
俯き加減で、チラチラと上目使いに俺を見ながらの言い訳も、しどろもどろだ。
「そうかなぁ。嘘ついてもあかん。お巡りさん、何でも知ってんで?」
スマホの動画を指でスクロールしながら、ほくそ笑む俺に、明らかに動揺している。
「昨日は、ドラッグストアで、コスメ用品数点。その前はコンビニで。そして…その前は…」
「も、もういいです!やめてくださいっ!」
亜湖が強い口調で、俺の言葉を制した。
梨湖は、ただ亜湖にしがみついて震えるばかり。
「…ストレス発散か?…高校生なら、こんな悪させんでも、他に方法はなんぼでもあるやろ?例えば彼氏とエッチするとか…」
「…は?何それ。セクハラだよね、それ」
「ははっ。そうか、セクハラか。すまん、すまん。けどな?お巡りさんは、君らが心配やねん。こんなしょうもない万引きなんかして、警察に捕まったら、君らの人生終わりや。人生に一度しかない青春時代を無駄にしたら勿体無いし。お巡りさんはな?君らを守りたいだけやねん」
二人は、顔を見合わせてニヤリと笑った。
「お巡りさん、なんか熱血先生みたい。ウケるぅ~!アハハッ!」
「ほんとだっ!アハハッ!」
いたずらに笑う頬に、ペコッと窪むえくぼが、彼女らの幼さを際立たせた。
「ハハッ!そやろ?熱血先生や。そこで君らが、彼氏と楽しく青春時代を謳歌できるように、このお巡りさんが"性活指導"したるからな?」
「セイカツ…指導…?」「セイカツ…指導…?」
今度は、言葉がシンクロした。
「…え?…もしかして、ストーカー?」
「やだぁ、キモ~いっ!」
「人聞きの悪いこと言うなや。そんなんちゃう。君ら、あちこちで万引きしてるやろ?」
「…そ、そんな事…してません。今日、初めてで…。その、ちょっとした出来心って言うか…その…」
「…そ、そうそう。ね?亜湖?」
俯き加減で、チラチラと上目使いに俺を見ながらの言い訳も、しどろもどろだ。
「そうかなぁ。嘘ついてもあかん。お巡りさん、何でも知ってんで?」
スマホの動画を指でスクロールしながら、ほくそ笑む俺に、明らかに動揺している。
「昨日は、ドラッグストアで、コスメ用品数点。その前はコンビニで。そして…その前は…」
「も、もういいです!やめてくださいっ!」
亜湖が強い口調で、俺の言葉を制した。
梨湖は、ただ亜湖にしがみついて震えるばかり。
「…ストレス発散か?…高校生なら、こんな悪させんでも、他に方法はなんぼでもあるやろ?例えば彼氏とエッチするとか…」
「…は?何それ。セクハラだよね、それ」
「ははっ。そうか、セクハラか。すまん、すまん。けどな?お巡りさんは、君らが心配やねん。こんなしょうもない万引きなんかして、警察に捕まったら、君らの人生終わりや。人生に一度しかない青春時代を無駄にしたら勿体無いし。お巡りさんはな?君らを守りたいだけやねん」
二人は、顔を見合わせてニヤリと笑った。
「お巡りさん、なんか熱血先生みたい。ウケるぅ~!アハハッ!」
「ほんとだっ!アハハッ!」
いたずらに笑う頬に、ペコッと窪むえくぼが、彼女らの幼さを際立たせた。
「ハハッ!そやろ?熱血先生や。そこで君らが、彼氏と楽しく青春時代を謳歌できるように、このお巡りさんが"性活指導"したるからな?」
「セイカツ…指導…?」「セイカツ…指導…?」
今度は、言葉がシンクロした。