この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー8
第7章 数学のセンセイ
委員長は当日、文化祭が滞りなく行われるか学校中をパトロールするのも重要な仕事だ。
そう。
実行委員の顧問とともに。

今年の顧問は弥生ちゃんだ。
弥生ちゃんにも「立候補しろよ」と言っておいた。

俺たちが2人で文化祭を周っても誰も変に思わない。

この腕章がある限り―――

「智樹が高校生のうちに一緒に周れるとは思わなかったな~」
小さい声でそう言いながら、
「弥生ちゃ―ん、ウチに寄って行って~」
と誘う生徒に言葉をかける。

同じ学生生活の時間を過ごせない俺たちにとって
これは夢の様な時間で
きっと最後のチャンスなんだと分かっていた。

「弥生ちゃん、2-Aのお化け屋敷入ろうぜ」
「ん?」
「全部全部、一緒に入ろう。思い出を作ろう」


/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ