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サイドストーリー8
第11章 乙女☆大作戦
「あぁ」
昨日、総務の子が重そうな荷物を持ってたから持ってやったんだっけ。
「それってヤキモチ?」
何気なく言った言葉が、美咲をさらに激怒させたらしい。
「は?ヤキモチ?私が、あんたに?
まさかっっ!!!仕事中に知らない女にいちゃもん付けられてイラついただけよっ!」
「いちゃもんって・・・」
「いちゃもんでしょうが!仕事とは一切関係ないからね!」
「かもな」
こうなると美咲は手がつけられない。
「もう、別れよ」
「え?」
おいおい!話しが飛び過ぎだろう!
「もうさ~。社内恋愛疲れた」
「なんだ?それ」
「みんなに冷やかされたり、勝手にライバル視されたり、いちゃもん付けられたり」
んなもん・・・
俺だって、露骨に飲み会でヤロー達に受付嬢の優しい対応を自慢されるぞ?
「お互いそんなに好きじゃないのかも」
「何だよそれ!」
お互い?
俺は美咲を大事にしてるけど全く伝わってないって訳?
美咲はそもそも俺の事そんなに好きじゃないって訳?
なんだよ・・・それ!
「あ~。そうかもな」
売り言葉に買い言葉
「とにかく冷却期間を置こうぜ!」
「だね!」
そうして俺と美咲は冷却期間という名の『お互い無視』期間に突入した。
昨日、総務の子が重そうな荷物を持ってたから持ってやったんだっけ。
「それってヤキモチ?」
何気なく言った言葉が、美咲をさらに激怒させたらしい。
「は?ヤキモチ?私が、あんたに?
まさかっっ!!!仕事中に知らない女にいちゃもん付けられてイラついただけよっ!」
「いちゃもんって・・・」
「いちゃもんでしょうが!仕事とは一切関係ないからね!」
「かもな」
こうなると美咲は手がつけられない。
「もう、別れよ」
「え?」
おいおい!話しが飛び過ぎだろう!
「もうさ~。社内恋愛疲れた」
「なんだ?それ」
「みんなに冷やかされたり、勝手にライバル視されたり、いちゃもん付けられたり」
んなもん・・・
俺だって、露骨に飲み会でヤロー達に受付嬢の優しい対応を自慢されるぞ?
「お互いそんなに好きじゃないのかも」
「何だよそれ!」
お互い?
俺は美咲を大事にしてるけど全く伝わってないって訳?
美咲はそもそも俺の事そんなに好きじゃないって訳?
なんだよ・・・それ!
「あ~。そうかもな」
売り言葉に買い言葉
「とにかく冷却期間を置こうぜ!」
「だね!」
そうして俺と美咲は冷却期間という名の『お互い無視』期間に突入した。