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サイドストーリー8
第11章 乙女☆大作戦
「好きなんだろ?」
「お前に素直にわがままが言えてるって事じゃん」
「取り繕ってないって事だよ」
「お前が謝れ」
3人は一貫して、俺に謝れという。
美咲の気が強いのは素直な面と紙一重だという。
「あの男と食事に行ってもいいのか?」
「お前がいないところで美咲ちゃん酔うんだぞ?」
「井上さんがどれだけ可愛いかちゃんと認識してるか?」
「・・・・ます」
「あ?」
「今からちょっと受付に行ってきます!」
「おぅ!」
「しっかり取り返して来い!」
「美咲ちゃんに好きだってちゃんと言って来い!」
俺はエレベーターが来るのももどかしく
エントランスに降りて行った。
そこには秘書課の武田さんと常務がいて、村松さんと話していた。
俺はその3人に聞こえないように
「美咲、ちょっと」
「なに?」
「良いから。ちょっと」
「なによ!仕事中なんだってば」
「良いからちょっと来い!」
「やだ。言いたい事があるならココで言いなさいよ」
「あ~・・・もう!」
俺はいつまでも思い通りにならない美咲に舌打ちした。
「エントランスで舌打ちしないでよ!」
「お前に素直にわがままが言えてるって事じゃん」
「取り繕ってないって事だよ」
「お前が謝れ」
3人は一貫して、俺に謝れという。
美咲の気が強いのは素直な面と紙一重だという。
「あの男と食事に行ってもいいのか?」
「お前がいないところで美咲ちゃん酔うんだぞ?」
「井上さんがどれだけ可愛いかちゃんと認識してるか?」
「・・・・ます」
「あ?」
「今からちょっと受付に行ってきます!」
「おぅ!」
「しっかり取り返して来い!」
「美咲ちゃんに好きだってちゃんと言って来い!」
俺はエレベーターが来るのももどかしく
エントランスに降りて行った。
そこには秘書課の武田さんと常務がいて、村松さんと話していた。
俺はその3人に聞こえないように
「美咲、ちょっと」
「なに?」
「良いから。ちょっと」
「なによ!仕事中なんだってば」
「良いからちょっと来い!」
「やだ。言いたい事があるならココで言いなさいよ」
「あ~・・・もう!」
俺はいつまでも思い通りにならない美咲に舌打ちした。
「エントランスで舌打ちしないでよ!」