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サイドストーリー8
第11章 乙女☆大作戦
「お前さ?今誰か既婚者の男に食事に誘われてただろ?」
「え?」
「断った?」
「なんで・・・山崎には関係ないでしょ」
「あんだろーがよ」
「なんでよ!」
「お前が好きだからに決まってんだろ!
お前が他の男と食事に行くのを知っててわざわざ見逃す程バカじゃねーよ」
「・・・」
「愛してんだよ。分かんだろ?」
「分かんない、よ」
「何で分かんないんだよ。こんなに愛してんのに」
「言ってくれなきゃ分かんないよ!」
「感じ取れよ!でも感じ取れないなら毎日でも言ってやるよ。
お前を愛してるよ。美咲。だから他の男と食事なんか行くなよ」
シン・・・・ッ
とエントランスがなったのが分かった。
ハッと我に返ると
武田さんが笑っていて
「常務。私たち勝手に舞台に上げられたようです」
と、吹き抜けになっているエントランスの2階の廊下から
ニヤニヤしながらこっちを眺めている3人を見上げた。
「あぁ。なるほどな」
常務も苦笑いしていて
「山崎、今井上さん『たち』を食事に誘っていた既婚者の男は俺だ」
は?
「え?」
「断った?」
「なんで・・・山崎には関係ないでしょ」
「あんだろーがよ」
「なんでよ!」
「お前が好きだからに決まってんだろ!
お前が他の男と食事に行くのを知っててわざわざ見逃す程バカじゃねーよ」
「・・・」
「愛してんだよ。分かんだろ?」
「分かんない、よ」
「何で分かんないんだよ。こんなに愛してんのに」
「言ってくれなきゃ分かんないよ!」
「感じ取れよ!でも感じ取れないなら毎日でも言ってやるよ。
お前を愛してるよ。美咲。だから他の男と食事なんか行くなよ」
シン・・・・ッ
とエントランスがなったのが分かった。
ハッと我に返ると
武田さんが笑っていて
「常務。私たち勝手に舞台に上げられたようです」
と、吹き抜けになっているエントランスの2階の廊下から
ニヤニヤしながらこっちを眺めている3人を見上げた。
「あぁ。なるほどな」
常務も苦笑いしていて
「山崎、今井上さん『たち』を食事に誘っていた既婚者の男は俺だ」
は?