この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー8
第12章 5センチの景色
美鈴と仕事帰りのデートの約束をした日の午後
急に外食営業とシステムの打ち合わせが遅くまで伸びる事が決定した。

社内メールで美鈴に知らせようと思った矢先
廊下ですれ違ったのでその事を告げる。

「美鈴、今日外食営業と打ち合わせが終わらない」
「あ、そうなんですね」
「近いうちに埋め合わせするから」

そう言った俺に美鈴はくすくす笑って
「埋め合わせなんて。大丈夫。仕事なんですから」
「あ、あぁ」

お互いの目的の方向に歩きだした時に
「あ!」
と美鈴が振り向いた。
「安達さん、予約入れてくれてたんですよね?」
「あぁ」
「私がキャンセルしておきますね」
「え、いいよ。俺が電話するよ」
「良いですよ。仕事忙しいんでしょう?」
「・・・・」

書類を抱えた美鈴がもう新人には見えなかった。

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ