この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー8
第18章 嘘つきは恋の始まり
ゴールデンウィークの初日
昨日までずっと残業続きだった野口さんと
久しぶりにゆっくりとDVDを借りて来て観ている。
ソファーに座りながらのんびりと観る3本目のDVDは初恋をテーマにした映画で
6時間近く観ていればだいぶ疲れて来て首をぐるりと回した私に
野口さんは小さく笑って
「おいで」
と自分の足をポンポンと叩いた。
え?
膝枕してくれるって事?
それって普通は女の子がしてあげるんじゃないの?
多少の疑問を抱えつつ
それでも疲れた体勢を変えたくてお言葉に甘えて
長めのソファーにごろりと横になった。
「この初恋上手く行くのかな」
野口さんは私の髪をなでながら主人公の心配をする。
昨日までずっと残業続きだった野口さんと
久しぶりにゆっくりとDVDを借りて来て観ている。
ソファーに座りながらのんびりと観る3本目のDVDは初恋をテーマにした映画で
6時間近く観ていればだいぶ疲れて来て首をぐるりと回した私に
野口さんは小さく笑って
「おいで」
と自分の足をポンポンと叩いた。
え?
膝枕してくれるって事?
それって普通は女の子がしてあげるんじゃないの?
多少の疑問を抱えつつ
それでも疲れた体勢を変えたくてお言葉に甘えて
長めのソファーにごろりと横になった。
「この初恋上手く行くのかな」
野口さんは私の髪をなでながら主人公の心配をする。