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サイドストーリー8
第24章 キスの後で…②
「光先輩!夏休みになったら、サークルで海に行きませんか?」
ワクワクした顔で『いい事思い付きました!』みたいにこっちを見る。
「あのさ?夏休みの計画はこのレポート仕上げたら言えば?」
桃花は苦手な授業のレポートに四苦八苦している。
「て、手伝ってください!」
「はぁ?意味ねーだろ」
この教授のレポートはめんどくさくて有名だ。
「あ~。俺行きたいな」
横でエントリーシートの入力をしている白木が答える。
「俺たち就活だろ」
「夏休み前には終わんだろ」
白木はそう呑気に答えて、薄いノートPCを閉じた。
「行きたいです!行きたいです!来年は光先輩は社会人だし
きっと、大手とは名ばかりの夏休みもろくに取れないブラック企業でお盆時期も企業の歯車です!」
「桃花・・・縁起悪いこと言うな!」
白木はそんな俺たちの会話に大笑いで
「海に行きたいよな?」
「行きたいです!」
こいつはいつも桃花の味方をする。
ワクワクした顔で『いい事思い付きました!』みたいにこっちを見る。
「あのさ?夏休みの計画はこのレポート仕上げたら言えば?」
桃花は苦手な授業のレポートに四苦八苦している。
「て、手伝ってください!」
「はぁ?意味ねーだろ」
この教授のレポートはめんどくさくて有名だ。
「あ~。俺行きたいな」
横でエントリーシートの入力をしている白木が答える。
「俺たち就活だろ」
「夏休み前には終わんだろ」
白木はそう呑気に答えて、薄いノートPCを閉じた。
「行きたいです!行きたいです!来年は光先輩は社会人だし
きっと、大手とは名ばかりの夏休みもろくに取れないブラック企業でお盆時期も企業の歯車です!」
「桃花・・・縁起悪いこと言うな!」
白木はそんな俺たちの会話に大笑いで
「海に行きたいよな?」
「行きたいです!」
こいつはいつも桃花の味方をする。