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サイドストーリー8
第25章 恋人宣言
「何考えてんの?」
う~ん、とうなっていたら、不思議な顔をした直哉がここっちをじっと見ていた。
「願い事、何にしようかな。と思って」
と、いうと、サインペンをクルクル回した直哉が
「何でも好きなこと書けよ」
と笑った。
あぁ。
そうだよね。
願い事だもん。
自分の好きなことを書けばいいんだよね。
「直哉は?何を書いたの?」
ちょっとワクワクして聞いてみた。
「俺?」
ちょっと照れくさそうに自分の書いた短冊を私に見せた。
「葵と明日の日曜日は思いっきりイチャイチャ出来ますように」
「・・・・」
なにそれ
「今の俺の1番の願い」
へ~・・・
直哉は私の呆れた顔を笑いながら、私の身体ごと自分に引き寄せた。
「近頃、なかなか一緒にいられなかったから」
「うん」
「思いっきりイチャイチャしたい」
「だね!」
別に大層な願い事なんかいらない。
直哉と1日ずっと仲良く出来ればそれで充分。
私たちは、キスをした後に、ベランダに笹の葉を飾った。
END****
う~ん、とうなっていたら、不思議な顔をした直哉がここっちをじっと見ていた。
「願い事、何にしようかな。と思って」
と、いうと、サインペンをクルクル回した直哉が
「何でも好きなこと書けよ」
と笑った。
あぁ。
そうだよね。
願い事だもん。
自分の好きなことを書けばいいんだよね。
「直哉は?何を書いたの?」
ちょっとワクワクして聞いてみた。
「俺?」
ちょっと照れくさそうに自分の書いた短冊を私に見せた。
「葵と明日の日曜日は思いっきりイチャイチャ出来ますように」
「・・・・」
なにそれ
「今の俺の1番の願い」
へ~・・・
直哉は私の呆れた顔を笑いながら、私の身体ごと自分に引き寄せた。
「近頃、なかなか一緒にいられなかったから」
「うん」
「思いっきりイチャイチャしたい」
「だね!」
別に大層な願い事なんかいらない。
直哉と1日ずっと仲良く出来ればそれで充分。
私たちは、キスをした後に、ベランダに笹の葉を飾った。
END****