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サイドストーリー8
第26章 恋のばんそうこう
「綾香」
次の日、構内で見つけた綾香を呼び止める。
「何よ!当分話しかけないでって言ったでしょ!」
「ほら」
おもむろに差し出した瓶は緑色の液体で。
「な、に。これ」
「フェロモンの液」
「・・・・」
そう言って蓋を開ける。
まだ新しいからメロンの匂いがして
「嗅げよ」
と、近くに差し出した。
「・・・・」
「何だよ?」
「ブルーじゃない」
「あ?」
「桃花ちゃんが、白木が持ってるのはブルーのだって言ってた」
「あ、ぁ」
「なんで入れ替えたの?」
「なくしたんだよ」
「うそ!絶対なくしてないのに。なんでブルーじゃないの?」
「お前さぁ、ガサツなくせに、変なところ細かいよな」
「ガサツ?あんた彼女の事ガサツだと思ってんの?」
「いや・・・」
「ガサツだと思ってんのね!」
「つつましくはないだろうが!」
「まぁ、ね」
「だろ?」
「うん・・・」
「で!話がそれた!なんでブルーじゃないの?」
「いいだろ」
「言いなさいよ」
次の日、構内で見つけた綾香を呼び止める。
「何よ!当分話しかけないでって言ったでしょ!」
「ほら」
おもむろに差し出した瓶は緑色の液体で。
「な、に。これ」
「フェロモンの液」
「・・・・」
そう言って蓋を開ける。
まだ新しいからメロンの匂いがして
「嗅げよ」
と、近くに差し出した。
「・・・・」
「何だよ?」
「ブルーじゃない」
「あ?」
「桃花ちゃんが、白木が持ってるのはブルーのだって言ってた」
「あ、ぁ」
「なんで入れ替えたの?」
「なくしたんだよ」
「うそ!絶対なくしてないのに。なんでブルーじゃないの?」
「お前さぁ、ガサツなくせに、変なところ細かいよな」
「ガサツ?あんた彼女の事ガサツだと思ってんの?」
「いや・・・」
「ガサツだと思ってんのね!」
「つつましくはないだろうが!」
「まぁ、ね」
「だろ?」
「うん・・・」
「で!話がそれた!なんでブルーじゃないの?」
「いいだろ」
「言いなさいよ」