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【R-34】
第2章 変わり無い日々
彼女とは早くに入籍を果たした。
誰かに盗られる前にとプロポーズは付き合い始めて半年でし、早々と彼女を家庭に納めた。
出来ることなら、籠の中にずっと閉じ込めておきたい。
そんな妄想さえあった。
彼女は子どもを早く欲しがった。
しかし、希望はあっけなく散る。
どちらが原因かといえば、何れにも原因はあった。
中々妊娠に至らず、漸く懐妊したと分かっても二度の流産。
とうとう二人は子どもを諦めた。
そして、二人で歩む道を決意してからは、日々を穏やかに過ごしていた。
現在、男は四十三才。
彼女は二十七才。
そして今日も、いつもと変わり無い日が始まっていく。
誰かに盗られる前にとプロポーズは付き合い始めて半年でし、早々と彼女を家庭に納めた。
出来ることなら、籠の中にずっと閉じ込めておきたい。
そんな妄想さえあった。
彼女は子どもを早く欲しがった。
しかし、希望はあっけなく散る。
どちらが原因かといえば、何れにも原因はあった。
中々妊娠に至らず、漸く懐妊したと分かっても二度の流産。
とうとう二人は子どもを諦めた。
そして、二人で歩む道を決意してからは、日々を穏やかに過ごしていた。
現在、男は四十三才。
彼女は二十七才。
そして今日も、いつもと変わり無い日が始まっていく。