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【R-34】
第8章 アイマスク
「お待たせ」
圭吾の手には見慣れない厚地の青いビニール袋。
そうだな……と圭吾は唇に指を当て暫し考え込む姿を見せたが再び「ちょっと待っててね」と一言残してその場を去った。
そしてバスタオルを片手に戻ってきた。
「またこの前みたいになって汚しちゃ困るかね」
この前みたいに……潮を噴いたら……。
恥じらいながら真奈も「はい」と素直に応じた。
……それにしても、と思う。
一枚ではなく、三枚のバスタオルをソファーに重ねて置く。
「真奈は全部、脱いじゃおうね。ボタン、自分で外せるだろ」
「……ん」
バスタオルを三枚も……。
はたしてそれ程必用だろうか。
一枚、せいぜい二枚もあれば十分なのでは?と不思議に思いながらも先日の前科を思い巡らせ真奈は素直に従ってパジャマのボタンを自ら外していく。
圭吾の手には見慣れない厚地の青いビニール袋。
そうだな……と圭吾は唇に指を当て暫し考え込む姿を見せたが再び「ちょっと待っててね」と一言残してその場を去った。
そしてバスタオルを片手に戻ってきた。
「またこの前みたいになって汚しちゃ困るかね」
この前みたいに……潮を噴いたら……。
恥じらいながら真奈も「はい」と素直に応じた。
……それにしても、と思う。
一枚ではなく、三枚のバスタオルをソファーに重ねて置く。
「真奈は全部、脱いじゃおうね。ボタン、自分で外せるだろ」
「……ん」
バスタオルを三枚も……。
はたしてそれ程必用だろうか。
一枚、せいぜい二枚もあれば十分なのでは?と不思議に思いながらも先日の前科を思い巡らせ真奈は素直に従ってパジャマのボタンを自ら外していく。