パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 2

そう、がんばったとおもう

少ない休みでもなるべく時間を作った
彼のことを知る努力もした
自分のしたいことを諦めて彼を優先させた



つもりだったってことだよね

『はあ・・・』
って思わずため息つくと

『佐々木さんはそんじょそこらのオトコじゃ無理なんだよ』

なにやら妙に納得している先生

じぃっと先生を軽くにらむ

『わがままいったり、泣いたり、嫉妬したりとかしないでしょ』

『しない』

するわけない
そんなカッコ悪いこと


『だから相手が不安になるんだよ』

そういって先生は他のお客さんのところにいってしまった