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第7章 7

ブーブー・・・

携帯がなっているのに気づき
濡れた手を急いでふいてあわてて出る

『もしもし？』

『お、おきてた？』

耳元で聞こえた声はありえないことに水上尊！！

あわてて出たから画面見てなかった・・・

『なんで？』

『なんでってこの前連絡先交換したじゃん』

『だからって・・・』



かけてこないでしょ？フツーは・・・

日曜日の昼間にさ



『ちゃんと彼氏の番号くらいおぼえとけよ』

『はぁ？！』


くすくす笑う声がする

『30分したら迎えにいくから』

『なに勝手なこといってるのよ？』

『本読むんだろ？
俺も読みたい本あるからつきあえよ』

それだけいうと一方的に電話がきれた

『っつ・・・』



なんでそう自分勝手なのよっ