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キミの体温 ボクの吐息
第4章 の
日曜日はよく晴れて、12月にしては穏やかな暖かい日だった。
「厚着してきた?」
「うん」
初めて見る私服は可愛くて
女の子の私服にドキドキするなんて
高校生の時にした人生初デートを思い出した。
「どこに行くの?」
「ナイショ」
しばらく走って着いた先に白石はビックリして
「え・・?なに、ココ」
「葉山マリーナ」
真っ青な海と真っ青な空。
それとは対照的な
真っ白のクルーザーが所狭しと並んでいた。
「クルージングしようぜ」
「え、えっ」
「厚着してきたよな?」
「うん」
「はい。これライフジャケット」
「あ、はい。でも新田君が操縦するの?」
「俺、2級船舶持ってるし」
「え!船舶免許持ってるの?」
「大学の時に友人の間で取るの流行ったからな」
「こ、このクルーザーは?」
「親父の」
「お父さんの!」
「ん?大丈夫、ちゃんと親父の許可はとってあるから」
「う・・・ん」
「厚着してきた?」
「うん」
初めて見る私服は可愛くて
女の子の私服にドキドキするなんて
高校生の時にした人生初デートを思い出した。
「どこに行くの?」
「ナイショ」
しばらく走って着いた先に白石はビックリして
「え・・?なに、ココ」
「葉山マリーナ」
真っ青な海と真っ青な空。
それとは対照的な
真っ白のクルーザーが所狭しと並んでいた。
「クルージングしようぜ」
「え、えっ」
「厚着してきたよな?」
「うん」
「はい。これライフジャケット」
「あ、はい。でも新田君が操縦するの?」
「俺、2級船舶持ってるし」
「え!船舶免許持ってるの?」
「大学の時に友人の間で取るの流行ったからな」
「こ、このクルーザーは?」
「親父の」
「お父さんの!」
「ん?大丈夫、ちゃんと親父の許可はとってあるから」
「う・・・ん」