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キミの体温 ボクの吐息
第6章 離
情事のあとのベッドの中で
隙間がないぐらい洋子を引き寄せて抱きしめる。
あったかい・・・

「なぁ」
「ん?」

「女の子が欲しいんだけど」
「えっ?」

「洋子に良く似た女の子が欲しいな」
「・・・・」

「何?」

「気が早すぎない?」
「そう?」

真面目に返す俺に洋子はくすくす笑う。


世界中の人にこの幸せを分けてあげたい。

「洋子、Merry Christmas.」
「新田くん、Merry Christmas.」

「死ぬまで、ずっと毎年、洋子にMerry Christmas.って言いたい」
「私も」
「ずっとずっと俺のそばにいて」

そう言って2人で笑い合う。
そして俺たちは誓いのキスをした。



女を大切に出来ない奴は女と付き合う資格はない。
一生大切にするよ。

今年のクリスマスに誓って―――


We never forget this Christmas!!



END***



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