この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽の果てにあるもの
第10章 束の間の時は
『なんでなくんだ?別に怒ってはいない。言っただろ?
俺はお前が他の男に抱かれている事を想像するんだと。
ただ、そいつとの関係は認めてはいない。ばれてしまった以上、
会って話し合う必要がある。』
「やめてよ、彼には関係ない。私が無理に言い寄ったの。」
『いや、だめだ。どうせ俺の知ってるやつだろ、おおよそは検討が付く。
明日、俺も店に行くから。そいつも来る日だろ。』
もう、どうにもならない。
確かに全く知らない顔じゃない。
むしろ、ちょくちょく顔は合わせてるし一緒にゴルフにも行ってる。
明日、彼になんて言おう。
彼、もうお店にも来てはくれないかも。
正直、本当に関係が終わってしまうと思った。
その夜。
いつも通り店お開け、夜中に帰宅した。
部屋の電気は消えていた。
良かった。寝てる。・・・
グイっつ。
腕をつかまれベットに引き込まれた。
「いやっ。なに!」
『お帰り。待ってたんだお前が返ってくるのを。』
荒い息使いの旦那がおおいかぶっさってきた。
まるで飢えた獣のように。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


