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愛しい記憶
第15章 手紙(全文)

母さんへ



こんなことになって、本当残念です。でも、俺たちはこうするしか道がありませんでした。


愛し合っているのに、祝福されることのないこの世で生きることは、俺たちにとって辛すぎました。


こんなに辛いのだったら、いっそ生まれて来なければ良かったと考えたこともあります。


でも、生まれて来なかったら、お姉ちゃんと出会えなかった。


ずっと、憎らしくて堪らなかった“ 弟 ” という立場だったけれど、今は、こんなにも愛しい人の弟でいれたことに感謝しています。


だから、産んでくれてありがとう。



そして、こうすることしか出来ない俺たちをどうか許して下さい。


今まで本当にありがとうございました。


さようなら。




友也
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