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第17章 あとがき

こんにちは、作者の奈々です。


この度は、「愛しい記憶」を最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
拍手やエモなどなど、色々な形で励ましてくださった方々のお蔭で、短い間で書き切ることが出来ました。心から感謝申し上げます。



さて…
この作品は、作者の私も本当に書くのが辛かったです。そして、読者の方々に真っ先に謝りたいのが、ネタバレを恐れてジャンルを「禁断」にせずに「その他」でぼかしてしまったことです。近親相姦が苦手な方、騙すような事をしてしまい本当に申し訳ございませんでした。


初めて近親相姦を扱ったこと、一般的にはハッピーと言えない終わり方にしたこと、初めて主人公を死なせてしまったことなどなど…、書いた張本人でありながら実は戸惑っています。


また、これまでの私の作品を読んで下さった方々やファン様の期待を裏切ってしまうのでは、と書きながらとても不安になりました。

特に結末がこれで良いのか最後まで本当に迷いました。でも、友也が言うように、幸せの形は人それぞれ。逃げることも選べない状況だった彼らにとっては、この終わり方が幸せだったはず、と勝手に思うようにします。本当にごめんなさい。



こんな迷いのある未熟者でございますが、これからも精一杯頑張っていこうと思うので、どうぞよろしくお願い致します。

本当にありがとうございました。




奈々