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愛しい記憶
第5章 愛しい記憶
きっと、マミを愛するために俺は生まれてきた
以前もそう確信した
だから俺は────…
「あっ……ともやっ…ともっ…」
「マミ……っ」
“彼女を愛しいと想うこと”
それはもはや、DNAに組み込まれている────
俺の名前を呼びながら、身体を痙攣させているマミを遠のく意識の中で見つめる。
「はぁっ……」
「つっ……マ…ミっ……」
想いと身体が弾け飛ぶ。
あぁ……
なんて愛しいんだろう…
その気持ちだけは
消え去ることが出来ない────