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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第2章 涙の理由(わけ)
「話をしていたら、腹が空いた。カレーでも食うか?」



「あ、うん。私がやるから、お義父さんは座ってて」



「まあ、そう言うな。今夜くらいは俺がやるよ。お前はじっとしてろ」



 圭輔は水道の水を汲み、薬缶をレンジにかけた。小さな冷蔵庫からレトルトのカレーを二つ取り出している。
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