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臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第2章 涙の理由(わけ)
「早苗、お前」



 圭輔の瞳が揺れた。




「俺は、義父ちゃんは、お前が思ってくれてるほど、立派な男じゃない。口では悟ったようなことを言いながら、腹では何を考えてるか知れねえような男だ。だが、俺も男だ。せいぜい早苗の信頼を裏切らないようにしないとな」
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