この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
臆病なシンデレラ~アラサー女子。私の彼氏は17歳~
第1章 愁いの日々
 すべての仕事を終えて本社屋を出たのは、もう辺りがすっかり宵闇の底に沈んだ時刻だった。季節はそろそろ晩秋を迎える。十月末の午後七時過ぎ、空気はかなり冷たい。まだ寒いというほどではないけれど、薄物のブラウス一枚きりでは過ごせないほどだ。







 十五階の高層ビルは関西の田舎町では、そこそこ目立つ。近代建築の粋を集めて建てられたビルは昼間は陽光を受けて銀色に光っている。今はすっかり夜の底に沈み込んで、闇色に溶け込んだビルを改めて振り返る。
/723ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ