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この前、人を拾いました
第3章 ①―2 作るがいい!
レイを拾った日、
久しぶりにまだ日があるうちに仕事があがったのだ。
金曜日だったし、土日はもちろん予定がなかったから(つっこまないで。悲しいから)
私は久々にレンタルショップへいって映画を一本借りたのだった。
だが、レイがきて
見る事すらもすっかり忘れてしまっていた。
やばい…
延滞金発生しちゃう…
チラと時計を見ると、19時半を指していた。
このあと行こうっと…
「ふぁーーごちそうさまぁああー!まみちゃん!喉乾いた!」
レイがそういってお腹を抱えながら後ろへ倒れこんだ。
みき…です…と思いながらも
もう訂正するのもめんどくさくなってしまった。
「はいはい」
ダメだ、完全にお母さん化してるよ、私…