パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第30章 ④―１　イチゴノイローゼと襲撃

「なに！？私がわざわざ来ているのに、人一人探せない訳！？本当にどうしようもない会社ね！！！」


どうしようもないって……みんな一生懸命働いているのに、なんて失礼な人なんだろう。



部署で働く全員がキッと鋭い目でその女をみる。



「申し訳ありません。」



謝る事しか出来ないその状況に同じ部署の人間としてイライラする。



「謝ってる暇があったら探しなさいよ！！！まったく、本当にここにあの礼二さまの恋人がいるの！？信じられないわ！！！！」



……………れ……いじ………



ハッと会社の人間みんなが私の方を一斉にみた。