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この前、人を拾いました
第41章 ⑤―1 甘い休日…?
土曜日の真っ昼。
息を切らしながら必死にカーテンに手をかけ、太陽の光が部屋に差し込むのを遮る。
「見せとけば良い……」
「っバカ…!あぁん…だ、だめっ!」
「はぁ…っ…うるさいぞ…」
そう言ってレイは乱暴に私の口を塞ぐ。
「んん…ん…」
レイの舌が口の中に侵入する。
その気持ちよさに脳が痺れる感覚さえして私は、目をギュッと瞑った。
「みきちゃん……」
ぺちゃり…
背中から私を抱き締める体勢で、
レイは卑猥な音を立てながら私の弱い耳を舐める。
ずるい…
そういう時だけ、"みき"っていうんだから…
「あぁ!!!だ、だめっ!」
その快感に耐えられずに身体が反射的に反れそうになる。
だけれど強く抱き締められていてそんな自由すらない。
レイはそのままスルスルと私の部屋着のTシャツの中に手を入れ、少し身体を離すと、勢いよく私からシャツを剥いでしまった。