パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第47章 ⑤―７ 兄夫婦とクリームソーダ

「訳のわかんねぇこと言ってんじゃねぇよ！！黙れ！！」


レイに向かってお兄ちゃんが怒鳴り出す。



あ〜また始まっちゃう…。





「あの………とりあえず、座ろ？」





私が何とかそう提案すると、お兄ちゃんも周りの視線に気付いたようで、ばつが悪そうな顔をして華美さんの向かいの席に座った。



すると何故かすかさずレイがお兄ちゃんの隣に座ったので、私は華美さんの隣でレイの向かいの席に座った。





「ご、ご注文は……」




席に座ると顔をひきつらせながら、ウェイトレスさんが来た。





「あ、えっと…私、アイスティーで」



「てめぇ、コーヒーがうまいとか言ってたじゃねぇかよ」



「……っ」




困りながら、アハハと作り笑いをお兄ちゃんに向けているとその隣に座っているレイが



「クリームソーダ！！！！３つ！！！！！」


と叫んだ。