パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第47章 ⑤―７ 兄夫婦とクリームソーダ

恥ずかしい…っ……


ウェイトレスさんはびっくりしたあとに、お兄ちゃんにも注文をとり、逃げるように裏へ入っていった。



誰も話さないから、カフェの音楽だけが異常に耳につく。



華さんはどんな顔をしているんだろうと思い、チラと隣をみると、案の定、レイを見ながら口をあんぐりさせていた。




「は、華さん…すみません、突然……。彼は…さい……あ、いや、レイです。」



「レイ……くん？」



「はい、あのぉ、なんていうか………私の彼氏です。」




この紹介、なんかすごく違和感あるけど…。




華さんは目を大きく見開いている。




そして


「俺は認めてねぇからな。」


とお兄ちゃんが小さな声で呟いていた。