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第47章 ⑤―７ 兄夫婦とクリームソーダ

華さんの言葉を遮ってお兄ちゃんが反発した。


華さんはそんなお兄ちゃんを悲しそうな顔で眺めている。





「それは……」



言葉につまらせている。



お兄ちゃんから話を聞いたときはまさかと思ったが、この華さんの様子を見るに、どうやらお兄ちゃんの言っていた華さんの変化は本当のことらしかった。





「……ほら、そうやって何もしゃべんなくなるだろ？」



「………」



「何なんだよっ…言いたいことがあるなら言えよ！！！！何だ？飯も食べずにそんなに痩せようとするなんて、男でも出来たのか？あぁ？」




そっそんな…

それはあまりにも言い過ぎなんじゃ…



すぐに華さんはお兄ちゃんに反論すると思いきや、目を見開いたまま、何か言うわけでもなく、唇をワナワナさせながらお兄ちゃんをじっと見つめた。