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この前、人を拾いました
第49章 ⑤―9 昔。そして今。



"あいつと同じように" 殴って回る……?



まさか、お兄ちゃんが喧嘩ばっかりしてたのって…





────────溺愛だな





あぁ、今やっとレイの言っている意味が分かった。





お兄ちゃんはいつもいつも私を侍らせてたんじゃなくて、私を守るために傍にいてくれたんだ…。




気付かなかった…。




お兄ちゃんはやっぱり怖いけど…でもやっぱり私の"お兄ちゃん"だ。


私、可愛がられてたんだ…




「ん、んあ…はぁ…はぁ…」



突然レイは私から唇を離して、再びその吸い込まれそうなほどキレイな茶色がかった瞳で私を見つめた。




「れ、れい……私、お兄ちゃんにずっと…守ってもらって……」




「うるさい」




「え?」




「もう今は僕が守る」





もう知り合ってから大分たっているのに、毎回一目惚れを起こしたように、胸がきゅぅっと苦しくなる。



私、幸せなのかもしれない…





「レイ………」




私は解放された両手をレイの身体に回して力強く抱き締めた。




「あと忘れるなよ!僕が『裁きだ』と言ったのを!!ハハハハハハハハハっ!」



………忘れてました。。



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