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この前、人を拾いました
第57章 ⑥―7 26th Birthday
────────…
しばらくすると、レイは段々と泣き止んで落ち着いてきた。
なんだろうこの気持ち…。
かわいそうとか、どうにかしてあげたいとかいう同情じゃなくて、ただレイが愛しくて、想いが溢れてくるのを感じた。
そしてレイはやさしく私から身体を離すと、私の背後をじっと見つめた。
「りえちゃん…ごめん……ケーキ、ぐちゃぐちゃになっちゃった。」
『みき』と言わなくなったのを聞いて、いつもなら、おいっ…と思うけど、だんだんと普段のレイに戻ってきてるのかと思うと少し安心した気持ちになった。
「あらぁ、、ほんとだ。」
と改めてつぶれたケーキを見て笑った。
「いいよ。また、つくってあげるから。それに、冷蔵庫にケーキ以外の料理がまだいっぱい入ってるの。」
しばらくすると、レイは段々と泣き止んで落ち着いてきた。
なんだろうこの気持ち…。
かわいそうとか、どうにかしてあげたいとかいう同情じゃなくて、ただレイが愛しくて、想いが溢れてくるのを感じた。
そしてレイはやさしく私から身体を離すと、私の背後をじっと見つめた。
「りえちゃん…ごめん……ケーキ、ぐちゃぐちゃになっちゃった。」
『みき』と言わなくなったのを聞いて、いつもなら、おいっ…と思うけど、だんだんと普段のレイに戻ってきてるのかと思うと少し安心した気持ちになった。
「あらぁ、、ほんとだ。」
と改めてつぶれたケーキを見て笑った。
「いいよ。また、つくってあげるから。それに、冷蔵庫にケーキ以外の料理がまだいっぱい入ってるの。」