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第58章 ⑥―８ 新たな二人

「はぁ…はぁ…」


「ん…あ……はぁ…はぁ…」




レイの上に馬乗りになっていた私は大きな快感の波の絶頂を感じると、そのまま寝転ぶレイの上に身体を倒した。




「……っ…りさちゃん……エロいぞっ…」




息を整えながらレイが疲れきった声で言った。




「はぁ……そんなこと…ないよ…」



自分でいいながら、今の自分の振り返ってみると、途端に恥ずかしくなり、顔を上げられなくなった。




「んん？なんだっ！まだしたりないのかっ！」


「なっ…！違うっ！！」




私はそのまま身を起こして、レイの横に寝そべり、布団を被った。