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この前、人を拾いました
第64章 ⑦―5 いざっ!遊園地へ!



プシュー…とドアが開き、降りるともうそこには観覧車が見えていた。



「レイっ!
今日のデートは遊園地だよ!」



ムフフフ。


そうよ、忘れちゃいけない。


今日はここでレイの弱点を…!



そんなことを腹の底で考えながらレイの反応を見るが、観覧車を目を輝かせながら見ているだけで何もリアクションがない。



う……本当に弱点見つけられるかな…不安になってきたよ。




それにしても、私、遊園地なんていつぶりだろう?と思い出そうとしたが、記憶の片隅にお兄ちゃんが出てきてゲンナリしたので過去を思い出すのをやめた。





「くだらないやつのことを考えてるなっ!」


と私の目をじっとみるレイ。





「あ…え…あ、うん。まぁいいよ!早くいこっ!」



全く、めんどくさいなぁ…


お兄ちゃんのこととなるとイライラしだす(私のお兄ちゃんが、というより"兄"という存在が嫌いらしい)レイをうまく誤摩化す。



そして、私はレイの腕を掴んで初めてのデートとレイの弱点掌握の2つに期待しながら、久しぶりの遊園地に足を運んだのだった。




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