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この前、人を拾いました
第64章 ⑦―5 いざっ!遊園地へ!
────…
「うっ…ちょっと…レイ…待って…」
「ハハハハハハハっ!!なんだ、もうヘロヘロなのか!!!! 柔だなっ!かわいこぶってるのかっ!」
本気で死にそうな私の前にレイが仁王立ちする。
かわいこぶってる……?
こいつめ…過去は視えるくせに、今の私の姿はちゃんと見えてないの!?
「うっ…」
気持ち悪すぎて胃がひっくり返りそうになる私を見て、再びレイは笑い出す。
手始めに、なんて軽い気持ちでコーヒーカップに乗ったことを私は今更ながら悔やんだ。
本当に本当に今更だけど、この人おかしい!!!!!!
まず人間があんなスピードでコーヒーカップ回せるはずない!!!
ていうかそもそも、あのコーヒーカップはあんなに回る設計じゃないはず!!
「レイ……あのさ、レイには三半規管っての無いわけ?」
よくやく見つけたベンチに腰掛け、弱った私をみて嬉しそうにするレイに嫌味を言った。
「ハハハハハハハ!!僕は人類の進化の一番先端にいるんだ!!三半規管なんてそんな無駄な器官はとっくに淘汰された!!!!!」
………つ か れ た
「うっ…ちょっと…レイ…待って…」
「ハハハハハハハっ!!なんだ、もうヘロヘロなのか!!!! 柔だなっ!かわいこぶってるのかっ!」
本気で死にそうな私の前にレイが仁王立ちする。
かわいこぶってる……?
こいつめ…過去は視えるくせに、今の私の姿はちゃんと見えてないの!?
「うっ…」
気持ち悪すぎて胃がひっくり返りそうになる私を見て、再びレイは笑い出す。
手始めに、なんて軽い気持ちでコーヒーカップに乗ったことを私は今更ながら悔やんだ。
本当に本当に今更だけど、この人おかしい!!!!!!
まず人間があんなスピードでコーヒーカップ回せるはずない!!!
ていうかそもそも、あのコーヒーカップはあんなに回る設計じゃないはず!!
「レイ……あのさ、レイには三半規管っての無いわけ?」
よくやく見つけたベンチに腰掛け、弱った私をみて嬉しそうにするレイに嫌味を言った。
「ハハハハハハハ!!僕は人類の進化の一番先端にいるんだ!!三半規管なんてそんな無駄な器官はとっくに淘汰された!!!!!」
………つ か れ た