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第80章 ⑨ー2　もちろん、そんなスムーズにいく訳はなくて

「おいっ…お前、大丈夫か？」



思わず発したお父さんのお言葉に、レイが、さらに目を見開く。


すると、パァ〜〜〜〜〜〜と突然大量の息を吸い込み出した。




は？　
え？

いや、なっ、なに…!?!?



みんながまるで地球上で新しく発見した生物を見るかのような目でレイのことを見ている（もちろん私も）。



すると、その生物は、ゼイゼイしながら息を整えたと思ったら、いつものテンションで突然ハハハハハハハハッハ！！！！！と大きな声で笑い出した。



「えっ…と……？？？？？？」




もし、この世が人の脳内「？」が可視化出来る世界だったら、今、この部屋は、「？」で埋め尽くされている。