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この前、人を拾いました
第86章 ⑨—8 やっとこさ二人



寝起きだからか、レイの足取りは重い。




ようやく玄関に入ったレイの代わりに、私は扉を閉めた。



ありがとう…とか…言うべきかな……


鍵を閉めながら、そんなことを考えていると、突然後ろから抱き締められた。



「…………レイ…大丈夫……?」



黙ったまま、私の肩に顔を埋める。




これは……

大丈夫じゃなさそうなんだけど……どうしたらいいのでしょうか…




初めて見せるレイのその態度に、戸惑ってしまう。



ふと、レイが顔を上げたところで、私はクルリと反転してレイに向き直った。




「…たえちゃん………」


「ん……?」


名前を間違えられた事に安心している私。


そしてレイは、悲しそうな表情を見せる。


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