この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、人を拾いました
第15章 ②―4 根拠のない意気込みでした



「みきちゃんやっぱり飲むねーうん、いいよ!どんどん飲んじゃえ!」



そういいながら正人さんは店員に追加オーダーをした。



「ちょっと……!私、そんな飲みに来たわけじゃないんです…!」




バンッともっていたジョッキを力強く机に叩き付ける.


中に入ってたビールが飛び跳ねて、踊る。




「いや、だから、俺はきくっていってるだろ??


あいつのどこがいいの?って聞いても、黙ったままお酒呑んでるのはみきちゃんだよ?」





っ……うるさいなぁ




正人さんの指摘に言葉が出ずに、私は再びお酒を口にした。




「ほらぁ!」



「黙ってくださいっ!
そんな簡単に説明できないんですよ!」




だって
出会いは?とか聞かれても、道で拾ってって言われましたなんて言えないし…



仕事だって何してるか分かんないし。


私がいないとご飯もつくれないし。


勝手に人の過去をみてくるし。



私の名前なんかまともに呼んでくれたの、数えるほどしかないし。


あれ……?

私、レイの事好きなはずなのに…



正人さんはふーんと言って急に笑うのを止めた。

/752ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ