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飴色トライアングル【完結】
第10章 私に愛のあるセックスを教えて
せめて今だけは恋人として美緒を愛そう。
「美緒、挿入るよ、ちょっと我慢して」
「……ウン」コクン
美緒は涙を堪えながら頷いてくれた。
ゆっくり肉襞を拡げながら押し進める。
グチュ、グチュグチュグチュ
「──ウッ、ハァ~!」
思わず、声が洩れる。
美緒はそんなつもりじゃないんだろうけど凄い締め付け…襞が纏わり付いて奥へ引き摺り込もうと波打ってる…あとちょっとで全部入るのに激しい収縮に動きを止めた。
ゆっくり進もうとしてるのに
これじゃ…身震いする程の締め付けに汗が出る。
激しく突き上げたい衝動を我慢して押し込んでいく…
「ンッ…」
漸く奥まで収まった!
はぁ~凄い。
まるで図ったようなぴったり感。
「─美緒、俺が挿入ってるの分かる?」
コクン─美緒は眼に涙が溢れてる。
ん?どした?
顔を挟むように肘を付き滲む涙を拭ってやる。
「痛かった?」ブンブン
「ちがっ」
じゃなんで?
「うれ、しぃ…」──美緒
拭った涙は暫くするとまた溢れてくる。
美緒が愛しくて愛しくて堪らない。
頬を撫で美緒の唇に軽くキスを落とした。
チュッ、…チュッ
〝美緒、可愛いよ〟
〝ん、もうっ!〟
ちょっとずつ笑顔を見せてくれるのが嬉しくて何度も口づける!
チュッ
「フフッ、くすぐっ、たぃょ」
クスッ─
元気になった?
じゃもう、そろそろいい?
美緒が笑うたびに襞が吸い付いてヤバいんだわ
「美緒?─動いていい?」
「──ぁ、うん」─動くよ。
美緒の腰を挟むように手を突き律動を開始した。
クチャ…クチャ
あ~気持ちいい。
凄いよ、襞が絡み付いてぎゅうぎゅう締め付ける。