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愛されたいから…
第10章 イルマのお泊まり
どのくらい寝てしまったのかわからない…。気付けば俺は南郷さんのベッドに居て南郷さんに抱かれるようにして寝かされていた。

まだ暗いから深夜だとは思うけど…

寝ぼけた頭で俺はぼんやりと考える。俺は何故か南郷さんのTシャツを着せられて眠っていた。全裸で寝る癖がある俺は服を着て寝るとあまり眠れない体質だ。

つまり、あれから3時間程度か…

と俺は自分の状況を把握して南郷さんを起こさないようにベッドから抜け出してトイレに行く。トイレの手前にある洗面台の大きな鏡を俺が見るとダボダボの男物のTシャツを来た情けない顔の女の子がこっちを見ている。

肩幅が南郷さんは俺よりも広いんだ…

Tシャツの首周りもブカブカで少し引っ張ると俺の貧弱な肩がすぐに出てしまう。その貧弱な俺の肩には小さなアザが出来ていた。

どこかにぶつけたのか?

と俺が鏡に近づくとアザはキス魔の南郷さんが付けたマークだとわかってしまう。よく見ると俺の身体のいたるところにそのマークが付いていて俺は一気に顔が熱くなって赤くなる。

本当にあの人ってベッドじゃガッツリなんだ…

俺は南郷さんに対してそんな事を考えてしまう。間違いなく俺は彼に愛されている…。それは今のまだ経験不足の俺には少し恥ずかしくて少し嬉しい気持ちのまま俺はベッドに戻って南郷さんには悪いけどTシャツを脱いでから全裸になった俺はもう一度眠っていた。

翌朝、目が覚めた俺の目の前には今にもキスするぞという距離の南郷さんが居た。

朝から、キス魔が始まった…

南郷さんはやたらとご機嫌で俺にキスをしながら俺の身体を撫でて来る。俺は少し南郷さんの手から逃げるようにして

『朝から何やってんですか…、朝ご飯作るから大人しくしてて下さい。』

と南郷さんをちょっと叱るけど南郷さんは

『お前から俺を誘ったくせに…。』

と俺に拗ねたように言って来る。

『誘ってませんよ。』

『可愛い寝顔で全裸で俺に股間を擦り寄せて来たのはお前の方だ。』

『裸じゃないと俺は寝れないだけですよ!』

『つまり、お前の家に泊まった彼女にも、この前、旅行した友達にもお前はそうやって裸で寝る姿を毎回見せてるって事かよ…。』

俺のそういう悪癖が気に入らないと感じる南郷さんがふてくされるように俺に言って来ていた。
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