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第15章 イルマの妄想

俺は舌をイルマのアナルに出し入れしながらイルマを出来るだけ濡らしてやる。ピチャピチャと音がするたびに、ビクビクとイルマが身体を痙攣させて

『んっ…、んんーっ！』

といつもは俺に聞かせる可愛い声を押し殺す。豊がいなけりゃ、もっとイルマが緊張せずに気持ちよくなれたのに…。

俺は少し豊に腹が立つ。だけど、そうやって緊張するイルマは今までで最高に可愛いイルマだった。

『食べたいくらい可愛いな。』

『もう食べてるくせに…。』

少し拗ねたようにそんな事を俺に言うイルマが愛おしくて、俺はイルマの濡れたアナルに指を挿れてイルマの感じる場所を撫で回す。

『んぁっ…、んんーっ…、んふっ…。』

口を押さえ続け、必死になって俺が与える快感に抵抗するイルマに

『俺には食べて欲しいんだろ？』

と俺はわざと意地悪に言ってやる。イルマのペニスはもう俺のアナルの愛撫だけで勃起して今にもイキそうにビクビクと痙攣をしている状態になっていた。だからイルマがまた

『龍平…さん…。』

と俺に我儘を言っていた。今度は俺の愛情を求めて繋がりたいと静かに俺の愛情を望むイルマだ。イルマの背後から勃起したペニスをゆっくりと手で握って擦りながら俺は興奮して勃起した自分のペニスをイルマのアナルに沈めていく。

『くっ…、んん…、くはっ…。』

やはり声を我慢して苦痛の顔をイルマがする。

『まだ辛いか？』

『前…、より…、マシだけど…、キツいよ…。』

涙目でイルマが俺に言う。緊張して力が入ってしまうイルマに今夜の豊が本当に邪魔なんだと俺は思ってしまっていた。俺はまた出来るだけ動かないようにしてイルマの頬にキスしてイルマのペニスをゆっくりと愛撫しながら

『出来るだけ息を吐いて力を抜け、イルマが感じるようになるまでは俺は無茶はしないから。』

と言ってやる。イルマは俺の空いている方の手を握り締めて

『龍平さん…。』

とだけ小さく呟く。愛しているよ…、イルマ。だから本当は俺はお前が壊れるほどに抱きたくなる。仕事も何もかも捨ててお前とだけずっと繋がっていたいとか思ってしまう。

少しずつ力が抜けて俺の愛撫に慣れて感じ始めて来たイルマが、小さくはぁはぁと息をする。イルマのペニスがムクリと俺の手の中で膨らんだ。

『あぁ…、龍平さん…。』

イルマが少しずつだが気持ち良くなり快感を感じ始めている。