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愛されたいから…
第17章 休日と仕事
そんなイルマの艶やかな唇からは

『あんっ…♡』

とイルマが吐息のように可愛く声を出していた。

敏感なイルマだから俺の愛撫には逆らえない。だから俺は泡でヌメる手でそのままイルマの乳首を摘んでクリクリと回して弄りながら

『そんな可愛い声を出されたら洗えない。』

と言ってやる。

『それって…、あぁん…、洗ってないよ。』

そう文句を言うくせに俺に泡だらけの自分の股間を俺に擦り寄て来て、イルマが俺にもっとしてよと切ない顔で甘えた声を出して来る。

『なら、さっさとベッドに行くか?』

『南郷さんが連れてって…。』

まだイルマの囁かな抵抗を俺は感じる。俺を試すような態度でまだ俺の名前を言うつもりはないとイルマが俺に抵抗する。だけどイルマは俺がイルマを今すぐにでも抱きたい事を知っていて俺にわざと甘えた声でねだっていた。

風呂からイルマを出して俺は濡れたイルマを丁寧に拭いてやる。イルマの頬にキスをして髪まできちんと乾かしてイルマを壊れもののように丁寧に扱ってやる。

『適当で大丈夫だよ。』

とそんな俺にイルマが笑う。俺はイルマに

『風邪とかひかせる訳にはいかないからな。』

と言ってわざと時間をかけてやる。完全に乾いたイルマを抱き上げてベッドへ連れて行き、座った俺の膝の上にイルマを座らせてから

『明日はイルマは何がしたい?』

そうイルマに聞きながら俺はイルマの小さな手にキスをして、ゆっくりと焦らすようにイルマを俺は愛してやる。俺に手の甲にキスされながら、まるで女王のように気品を漂わせたイルマが

『龍平さんがしたい事がしたい。』

と真っ直ぐに俺を見て答えて来る。つまり、今から俺は明日は何も出来なくなるほどにイルマを感じさせて愛さなければならないという事だ。

繊細で控えめなくせに激しく深い愛を俺に求めるイルマに俺は服従してイルマの額にキスをする。目を細めたイルマが

『龍平さん…。』

と俺の名前を言って来る。イルマの頬…、鼻から口へと少しずつキスをしてイルマの首筋や耳をゆっくりと指先で撫でてやる。

イルマの口を軽く開けさせてイルマの唾液でいっぱいになるほどにイルマの口の中を俺は舌で犯していく。

『んふぅ…、はぁ…。』

小さな吐息を漏らし、少しでも俺のキスが離れたり俺の指先の愛撫が止まると

『龍平さん…。』

と言ってイルマが俺を急き立てる。
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