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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第9章 あの時-千弥の封じた過去

「これだけ濡れりゃあ挿るだろうよ」
「ハァ ハァ ハァ 」
やっと電マが離れても、私の身体は身動き1つ出来やしない。急に力が抜けた身体では、怠くて腕すらも上がらないのよ。だけど本当に辛いのはこれからだったと思い知る。
私の身体などお構いなしに、九鬼は両脚を持ち上げ、濡れているだけでなにも準備が整っていない、私の膣に一気に己を挿入。
「!? あぁぁぁ!? いやっっ、痛いっっ、止めてぇぇぇぇーー!!!!」
突き破られる処女膜、破瓜の痛み、準備も無く強引にこじ開けられる痛み、その全てに泣いて暴れる私の身体。
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、私の中が壊れる、痛みでパニックになっている私に追い討ちをかけるように、九鬼のモノが私の膣内を蹂躙するの。容赦なく抽送し、慣れない痛みと、更なる鈍痛が私を襲う。
「嫌っ! 止めて、止めてっっ!!」
「くくっ……処女を突き破る感覚、男を知らない狭さ、これが堪らないぜ。
どうせ自分から挿れて下さいと懇願するようになるんだ、今のうちに痛みでも楽しんでな、処女にサヨナラってな!」
「ウグッッ……ア"ア"ァッ!」
どんなに暴れても、私の身体は九鬼に押さえ付けられ自由になることが出来ない。
どんなに嫌でも、九鬼のモノが私の膣の外に出ることは無い。
身体を引き裂くような異常な痛みの中、私はただ泣き叫び苦痛を味わい、九鬼のされるがままに強姦されてしまった。欲望の残滓を膣内に吐き出されても、抵抗する力なんて一切残っていない、無気力にベッドの上に身体を預けているだけで精一杯だったの。
この一度だけで、私はそこまで追い詰められた。

