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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第10章 光の当たる場所-千弥

「美味しそう……んっ……」
「んんんーー!」
ジュルジュルと愛液をすする音に、陸が我慢を出来なかったと悟る。
なるべく千弥の性格が偏らないようにと、俺たちのほうが気をつけているから、幾分フラストレーションが溜まり気味なのは致し方なく、たまにこうして我慢が効かなくなり、心行くまで千弥を責めたくなってしまう。
「俺のほうも忘れないでね千弥?」
「う、うん。……んっ、んー……」
「……くっ……はぁ!」
多少気が逸れた千弥だったが、今度は口内奥深くまで含まれ、俺のほうが込み上げる快感に囚われてしまう。ここまで刺激されれば一気に上がる射精感、己のモノに奉仕される満足と征服欲。精液が先まで登り、自身が更に硬く太くなるのが分かる、鈴口が爆ぜたくてヒクヒクしているのが分かる。
「っ! 千弥いくよ」
「んっ、んっ、んんーー!」
「っ、はぁはぁ」
我慢を重ねてきたモノを、千弥の喉の奥に何度も何度も叩きつけ、解放の悦楽に浸る俺。口内に吐精するという背徳感のせいか、普段より量も多く射精の長さも自分でさえ呆れるほど。……俺もそれだけ欲情していた証、千弥に敵うわけもない。
「んはぁ、沢山……。
陸さんも……気持ち良い……あぁぁ……」
「んー? しゃぶって感じてた? 濡れ溢れて止まらないよ」
「だって昼間からこんな……んっ、はぁぁぁ」
陸は秘裂から愛液だけを啜り舐めているだけらしく、千弥の性格は普通ライン。だけどこのまま続ければ、間違いなく傾くと理解しているだけに、進めるか止めるか悩むのが毎回なのは仕方ないと思う。

