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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第10章 光の当たる場所-千弥

◇◇◇
近頃は蓮さんと陸さんのお陰で安定している私だけど、流石に立て続けにこんなことをされるとは思わず、今はまだ普通だけど、いつスイッチが入ってもおかしくはない状態。
これでもかなりセーブが効くようにはなったよ? 多少のことでは切り替わらなくなったもの。
後は九鬼に怯える私のほう、これだけは本人と接触したわけじゃないので、正直分からない。それでも安定さが増したことで、また一人で外に出れるようにはなっている。これも二人のお陰だよね。
それよりも……。

「んっ陸さん、そんなに舐めちゃ……あぁん」

今の問題は、陸さんが私の秘裂で悪戯していること。
唇で愛液を啜っているだけだけど、これでも感じるのよ。蜜口に花弁に這う陸さんの唇の感触、ジュルと吸われる甘い快感、このまま続けられればスイッチが入ってしまうのが、ハッキリと理解出来るの。

「ジュル……チュルッ……」
「吸っちゃ……アッ!」

蜜口を直接吸われて快感が走る、この感じ堪らないっ! でも……。

「……陸、その辺にしないとね?」
「ん……。あーそうかぁ……」
「……あ……」

突然唇を離されて思わず腰が揺れたけど、これって我慢しなきゃダメだよね。
二人が理解して止めているのだから、私が暴走しスイッチが入ってはいけない。この頃はそう思って、抑えることが出来るようにもなったんだよ。

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